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日本磁気科学会年会は2014年で9回目となります.本年は中部支部の担当ということで,自然豊かな地,飛騨高山で開催することに致しました.会場は高山市民文化会館です.大学,研究施設以外の場所での開催は学会初となります. 磁気科学は工学系,理学系,材料系,生体系と幅広い分野において展開しており,それぞれにおいて成熟した学問分野を形成しつつあるように思います.しかし,更なる発展および進化のためには,より一層の研究領域間の交流が求められるところであり,本年会がそれにふさわしい場になれば幸いです. 特別講演は化学反応を磁場で制御するスピン化学の話題を予定しております.長年スピン化学の研究をされてきた東北大学名誉教授手老省三先生を迎え,スピン化学の基本的な話から最近のトピックスまでご講演いただきます. 自然に囲まれた環境で磁気科学を深く議論できることを楽しみにしているとともに,従来研究の進展および新たな研究が芽生えるきっかけになることを願っております. 名古屋からも2時間強を要しますので,従来の年会に比べると交通の便が良い場所とは言えませんが,温泉や美味しい食べ物にご容赦いただき,是非,多くの方々にご参加いただければ幸いです.
サテライトシンポジウム 日本磁気科学会・磁場発生分科会
高山市民文化会館(HPより)
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